カルカッタコンクエストBFS HGの感想(インプレ)になります。
(↑の写真は黒く見えますが実際はガンメタリックカラーでシルバーが強い感じです)
渓流ベイトフィネス用にリリースされた感じがあるカルカッタコンクエストBFS HGですがバス釣りのベイトフィネスプラッキング用にも人気が出てる感じで、ネット通販で安い所はどこも在庫がない状態ですね~ 予約しても次いつ入荷するのやら・・・
今使用しているリールは16アルデバランBFSなのですが、友達がカルカッタコンクエストBFS HGを購入、発送されて届いたので早速釣りに行きイワナで入魂、そして使ってみて良いと言うので遠慮なく借りて釣りに行って来ました。
実釣時間は8時間の感想(インプレ)になります。
最初は16アルデバランBFSの軽さに慣れていたので、ちょっと重さが気になるかなと思っていましたが1日釣り終わってみると途中から全く気にならなくなっていました。
16アルデバランBFSが自重130グラム
カルカッタ コンクエスト BFS HGが自重200グラム
とその差は70グラムあるのですが、手元に重心があった方がキャストがしやすいロッドにとてもマッチします。
私は手首だけをメインに使ってキャストするので気になりませんでしたが、腕を振りに行くキャストをする人は重さの影響をより受けてしまう可能性があります。
巻き心地に関してはさすがカルカッタコンクエストという感じでとってもシルキーです。アルデバランとは比べ物にならないですね。他社のベイトリールとも比べ物になりません。
キャストフィールはさすがFTBブレーキっていう感じで抜群です。2グラム前後の軽量ミノーも気持ちよく飛びます。
ギア比に関しては冬期の渇水状態で流れも早くなく、スローに攻めたのでよくわかってはいませんが特に問題があるようには感じませんでした。ただ流れの早い川でドアップ中心に攻める人はHGでハイギヤとはいえギア比6:8の巻取り量が68センチだと気になる人もいるかもしれませんね。
そして冬に素手でカルカッタコンクエストを使うと金属ボディがとても冷えてしまうのが欠点ですかね(笑)それと値段が高いw
キャスト性能自体は16アルデバランBFSとブレーキシステムが同じでスプールの幅がちょっと違うんですけど、特にその差は私個人では感じませんでした。
渓流ベイトのシエラならカルカッタコンクエストBFSを乗せても大丈夫ですが、とても軽いロッドを使っている場合にはバランスが悪くなる可能性もあるのでご注意ください。
そして、やはり感度は抜群ですね~
なんでこんなに違うのだろうかというくらい驚きます。
そして渓流ベイトで感度とか言うと必要ないじゃん?って思う人が多いと思うのですが
カルコンの感度じゃないとフッキングできないアタリがある!!
なんていう話ではなくwww
カルカッタコンクエストはヒット後のイワナの首振りと生命感が手元にダイレクトに伝わってくるのが超楽しい!!!
カルカッタコンクエストBFS HGを購入して渓流ベイトフィネスをやる方には、もうほんとにPEラインでの使用を一回でいいから試してみて欲しいと切に願います。
特に使用してるラインがナイロンラインならば・・・ 一回でいいのでPEラインをお試しくださいm(_ _)m
リーダー(フロロカーボン)の接続に手間が若干かかりますが、イワナのヒットとファイトが比べ物にならないくらい楽しくなります(>▽<)b
この楽しい世界をぜひ味わって欲しいなぁ~と思います。
特に北海道と違って本州では一匹の魚の価値が違うと思います。その貴重な魚を愉しむのにカルカッタコンクエストBFS HGにPEラインのセッティングはとてもおすすめです。
でも、PEラインだとバックラッシュすると回復できなくなるんじゃ・・・?とか思ってしまうかもしれませんが、山豊のレジンシェラーというPEラインならバリバリに固いのでバックラッシュしてもすぐに解く事が可能なのでおすすめです。キンクしてもその部分が一回で極端に弱くなるという事もありません。
また使用しているロッドによってはPEラインが合わない場合があるのでご注意ください。ロッドによってはPEラインが張ったり緩んだりするのにティップやベリーが追従できなくてバレやすくなる場合があります。
ちなみに45センチ以上の魚だと、16アルデバランBFSとそんなに感度から生命感を感じるという点については変わらなくなります。
これくらいのサイズだと一発の首振りが大きいので16アルデバランBFSでも十分伝わります。
ただし、15~20センチクラスのトラウトのビビビッという生命感を感じる事が出来るのは圧倒的にカルカッタコンクエストBFS HGになります。小さい魚をゴリ巻きしても、うねって抵抗してるのが手元に伝わってくる程です。これはソルトでアジ・メバルで使っても一緒でしょうね。
そして、カルカッタコンクエスト101HGとカルカッタコンクエストBFS HGの比較になりますが、個人的にはBFSがおすすめです。
カルカッタコンクエスト101HGにアベイルの軽量浅溝スプールで使用していましたが、カルカッタコンクエストBFS HGはノーマルでその性能を超えています。やはり2グラム前後をキャストした時にとても差を感じてしまうんですよね。
という事でガンメタリックカラーが気にならない人はカルカッタコンクエストBFS HGがおすすめになります。 あくまでカルコンはゴールドじゃないと嫌だ!という人は15カルコン100HGにアベイルのスプールでいいと思います。
但し、雨の中で釣りをするならカルカッタコンクエストBFSの方がいいです。
何故かというと15カルカッタコンクエスト100HGのSVS∞(インフィニティ)ブレーキは雨で濡れてしまうと途端に飛ばなくなります。
カルカッタコンクエストBFS HGのブレーキはマグネットなので雨で濡れたからブレーキの効きが強くなるといった事はありません。
それとカルカッタコンクエストBFSのサイズですが100HGと変わらない感じです。50番が出たら買うのに~という声も聞きますが、「100番はφ50で現行の50番相当」って公式サイトにも書いてあるのでサイズにそこまで差はないかなと思います。
まとめると
カルカッタコンクエストBFS HGが気になるならとてもおすすめ
ソルトでメバルにもカルカッタコンクエストBFSはとても良くて
実際にFishmanテスターの小嶋君はカルコンBFSとローワー7.3Lやinte7.9ULの組み合わせでメバルを楽しんでます。その感度によって巻きの釣りに凄いマッチしますし、やはり魚がヒットそしてファイト中の感触がとても楽しいリールです。
16アルデバランBFSと比べて悩むなら、リールの軽さを取るか、ファイトが楽しい方を取るかかなと思います。
私のメインターゲットがイワナならカルカッタコンクエストBFS HGはすぐに導入するでしょうね~ ただカルコン101HGがあるので今とても悩んでますw
個人的に
キャストフィール(特に2グラム前後)は
16アルデバランBFS > カルコン101HG
イワナとのファイトは
16アルデバランBFS < カルコン101HG
だから、カルカッタコンクエストBFS HGを買えば解決しちゃうんですよねwww
追伸
その後カルカッタコンクエストBFSで釣った魚たちの写真
カルカッタBFSのインプレ大変参考になりました。宜しければラインの号数は何号を巻いているのか教えて頂けると幸いです、よろしくお願いいたします。
ふるやひろむ様
コメントありがとうございます。
ラインの号数ですが北海道で50センチオーバーのブラウントラウトを狙っているのでPEラインの1号をメインに使用しています。リーダーはフロロカーボンの10ポンドになります。
イワナを狙いに行くときは、PE0.4号にリーダーはフロロカーボンで5ポンドを使う時もあります。
失礼致します。beams lowerにカルコン bfs をつかおうと思っております。PE1号を何メートル巻いているのでしょうか??
コメント頂けたらありがたいです。
コメントが大変遅くなり申し訳ございません。
私はだいたい70メートルくらい巻いて使っています。
初めてメールさせて頂きます。
渓流ベイトフィネスを初めて間がないのですが、予算の都合で、
アイマのイッセン45、スカリディープ50
Dコンパクト45、Dコンタクト50、Dダイレクト55に絞りたいと考えていますが、
どういった場面にどのルアーが効果的なのか、これがあればこれは揃える必要ないとかイマイチ分かりません。
この他にもプラグでこれは必須というものがあれば、教えて頂きたいです。
宜しくお願い致します。
藤田 成也様
お返事遅れて申し訳ございません
アイマのイッセン45
アップストリームでトゥイッチで使うのに向いています。
私はとても好きでおすすめです。
Dコンパクト45、Dコンタクト50
岩魚・ヤマメで定番のルアーでこちらもトゥイッチメインで使います。
まずは45がおすすめです。
スカリディープ50、Dダイレクト55
落ち込み直下や水深のあるプールでの使用がメインです。どちらか好きな方で良いと思います。
が私は個人的にスカリディープの方が好きです。
上記のルアーがあればいろんなシチュエーションに対応できると思いますよ!
できればアイジェットリンクのブラストイットミノー等も使ってみてくださいね。