秘密のカーティス・クリーク

秘密のカーティス・クリークって知ってますか?

カーティスは男の子の名前なのですが

シェリダンアンダーソンと田渕義雄の共著「フライフィッシング教書」という本に以下の一節が書いてあります。

マスたちが泳ぐ美しい川。きみやぼくの秘密の釣り場、カーティス・クリーク。きみやぼくの人生にそんな秘密の川、カーティス・クリークはどのくらいあるのだろうか。

カーティス・クリークは自分で発見するものだ。雑誌も本も、ぼくら自身のカーティスクリークをけっして教えてくれない。自分の足で、自分のフライロッドでみつけるしかないカーティス・クリーク。

引用:フライフィッシング教書

1979年初版発行の本なのですが、図書館で読んでとても面白かったので数年後に購入した本になります。

主な内容がフライになるので、渓流ルアーの人が買ってまで読んだ方が良いとまではちょっと言いづらいです(笑)

 

カーティス・クリークの事を簡単に説明すると

とっておきの内緒の川は自分でみつけるしかない

そして

誰にも教えるな

という内容です。

 

一人に教えれば、その人がまた内緒だよと言って別の人に教えて、それを聞いた人がまた更にという感じであっという間に広まり、大切にしていた川が釣れなくなる可能性があるという話です。

 

ちなみに私は仲間から教えて貰える事が多いです。

が!

更に他の仲間に広めたりはしません。
(だから安心して私には教えてくださいw)

 

仲間「どこで釣ったの~?」

私「内緒で~す(*´ω`*)」

というやり取りもしばしば・・・

 

ただ、ここは大丈夫かなというレベルで教えてくれた人が了承してくれれば他の人と行く場合もあります。

教えて貰ったのが内緒の川じゃなくて本にも載ってるような有名な川なら気軽に行くかもしれません。

が!

これは他の人にはちょっと言えないなぁ・・・という川についてはひたすら隠します。

そして、教えてくれた人にも気を使います。

教えて貰った川の特徴的な風景写真をSNSにアップしたりするのも気をつけたいですね。

私は気に入った川には徹底的に通いたくなるタイプなので、近々行く予定ありますか~? とか聞いてから行くようにしています。

もしも、何も言わずに通いまくって釣りまくったとしたら教えた方はきっと後悔するでしょう。もっと言うと険悪になって縁を切られる可能性もあります。

 

ちなみに私はブラウンとニジマスが狙える川ならしばらく通ってしまうタイプなのですが、それを知ってる友達の中には私に川を教えないようにしてる人もいます。

それはそれで良いと思ってます。

 

それくらい川を誰かに教えるというのは非常にデリケートな話だからです。

 

ちなみに、友達が釣った魚があの川かな?と思ったらこんな風に聞く場合があります。

あの魚は○○川?それ以外なら言わなくていいよ~

それくらいデリケートな話だと思ってます。

 

今やインターネットの時代でSNSもあるので、いろんな釣り人と交流を深めやすい時代ですが、面識も絡みもない人にどこで釣れたんですか?と、いきなり聞くのは止めた方がいいと思います。

Twitterだと最悪それだけでブロックされてしまう可能性すらあると思います。

ちなみに私に聞いても内緒で~すとしか答えませんw

 

ちょっと脱線しますが

TwitterやFacebookそしてブログで風景写真を載せて、それがわかりやすい特徴的な物が写っていたら叩かれる可能性すらあります。中には渓相すらダメだという私から見たら過激な人もいます。もっと言うと特徴的な魚体の写真だけで・・・

北海道は特に厳しいので注意してください。

Twitterやブログで○○川とかイニシャルで普通に出しちゃう人もいますが、裏で良く思っていない人が結構いる場合があります。知らない内に嫌われてしまう場合もあるので注意しましょう。

本州では、激戦の有名河川なら全然問題ない場合が多いと思います。

北海道では例え激戦の有名河川でもネットに河川名を出せば叩く人もいるので注意しましょう。

 

SNSでちょっと知り合って良い川を教えたら以降連絡が取れなくなったとか、そういう話はちょいちょい聞くので釣れる川を共有できる釣友は何ものにも代えがたいですが相手を見極めるようにしましょう。

という事でとっておきの川を友達に教える時は慎重になりましょう。

また、教えて貰ったら教えてくれた人に敬意を払うようにしましょう。

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