北海道でのブラウントラウトの釣りは禁漁期間がありません。
だから年間を通して狙う事が可能になっています。
とはいえ冬期はなかなか釣れませんが(笑)
ただ、出れば50オーバークラスというのが多いです。
やはり体力がある大きい魚がヒットしやすいので雪が積もってる中での釣行はとても好きです。
小さい魚はチェイスがあってもなかなか口を使えないので、北海道の冬は45センチ以上あるブラウントラウトの方が釣りやすいです。
冬で渇水気味、そしてドクリアの渓流で大きめのブラウントラウトがゆっくりとルアーに近づいて来てバイトする瞬間が丸見えの場合が多いので、寒いのも忘れてとてもエキサイティングです。
狙うのは深さがあるプール、そしてその前後のちょっとでも深いカバーや石の脇
今回釣れたブラウントラウトはプールの最深部でのヒット
同行者が先に狙いましたが、最深部は倒木が邪魔をしていたので探りきれず、交代して上手い具合にフォールをさせたら一撃でヒットしてきました。
多分水深は1.5メーターくらい
そこにスカジットデザインズ イール 85mm 5.5gを倒木の枝を避けながらキャスト
ボトムに付くまでフリーフォールでラインが着底して止まるのを確認してからのアクションを入れようとすると、すぐにグゥ~っと持って行かれました。
すかさずフッキングを入れて、魚を浮かせますが、ここからがいつも不安になります。
というのも低水温期はバイトが浅い事が多く、外掛かりや薄皮一枚でのフッキングが多くなるからです。
ちゃんと口の中からフックが刺さっているのを確認してからランディング。
魚の活性次第では、川の端っこが凍っていても50オーバーのブラウントラウトを釣る事が可能です。
北海道はトラウト天国、ブラウントラウトだけじゃなくレインボートラウトやアメマスなど大きく育つターゲットがたくさんいるので本州の方はぜひ一度は北海道に来て北の大地でのトラウトフィッシングを楽しんで欲しいと思います。
但し、ハイシーズンがおすすめです(笑)
ブラウントラウトなら、北海道のブラウントラウトがいると言われてる川へハイシーズンに行けば20~40センチクラスならきっと釣れると思います。(河川名についてはここでは書くことが出来ません)
特に本州のイワナをよく狙っている人は釣りやすいと思います。それは習性がブラウントラウトとイワナで凄く似ているからです。
ヤマメは流れの中に定位してる事が多いと思いますが、イワナやブラウントラウトは流れが緩い所に潜む場合が多いです。(超大型は例外で急流にいる場合があります)ハイシーズンは瀬の中にも居ますが、必ずと言っていい程に流れが避けれる石の下などに潜んでいます。
「イワナは石を釣れ」ということわざがありますが、ブラウントラウトも岩そしてボサや倒木などのカバーについてる事が多いので、カバーにピンポイントに撃ち込めるキャスティングテクニックがあれば尚釣りやすいでしょう。
北海道の大自然の中で、新緑の季節に透き通るような川の水の中で、石やカバーの下から40センチクラスの、時には50センチオーバーのブラウントラウトがぶっ飛んで出てきてルアーに食いつくという瞬間をぜひ一度は体験して欲しいと思います。
ただ、50センチオーバーはスレていてダラダラゆっくり出てくる事が多いですけどね(笑)
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