渓流ベイトフィネスの世界へようこそ

渓流ベイトなんて必要ねーよw

そんな風に思ってた時期もありましたw

スピニングのキャストに結構自信があってそんな風に思っていた私が酔っ払った勢いでFishmanのBeams5FtULを購入。

2014年から渓流ベイトを初めて気がついたらベイトロッド専門メーカーFishmanのテスターになっていました。

今ではもうとてもスピニングには戻れません

スピニングロッド&リールから渓流ベイトフィネスタックルにした結果、大物のキャッチ率が飛躍的に伸びました。

キャストが楽しい⇒ピン撃ちが決まるようになる⇒多くの人が撃てないようなカバーの奥までルアーを入れれるようになる⇒大物が釣れる

そんな私が渓流ベイトフィネスの楽しさをもっといろんな人に知って貰いたくていろいろ書きました。

スピニングを手放して渓流ベイトフィネスタックルを導入すれば上記のようなサイクルがあなたにも待ってるかもしれません。スピニングじゃダメなの?と思うかもしれませんが、渓流ベイトフィネスタックルの方がピン撃ちの習得がとても早いです。

ピン撃ちなんて必要ない

な~んて思ってたら、きっと多くの魚を見過ごしてると思います。

カバーから10センチ離れた所に着水したらヒットしないけど、5センチ以内なら食ってくる魚が普通にいます。イワナがカバーの下で反応してるけどカバーの外には出てこない!なんていう経験をした事ってありませんか?

ピン撃ちは絶対必要、そしてピン撃ちが出来るようになれば釣れる魚の数、サイズはあがる

例え開けた河川でも、石の脇や裏、流れのピンを狙い撃つ事によって釣果はきっとあがるでしょう。

  • 今はスピニングを使っているけど興味がある
  • スピニングを使ってるけどマンネリ化してきた
  • 既に渓流ベイトフィネスタックルを使用している
  • 渓流ベイトを初めてみたけどキャストが上手くいかない

そういった渓流ベイトフィネスに興味がある人に向けて書いていきます。

特にスピニングを使用していてベイトじゃなくてもいいんじゃない?

そんな風に過去の私と同じように考えてる人に読んで貰えたら幸せです。

更に渓流ベイトフィネスタックルをちょっと揃えてみようかな・・・と思ってもらえたらとっても幸せです。

※渓流ベイトを熱く推してますが、スピニングタックルを否定するわけではありません。

所詮、遊びなので自分が好きなタックルで渓流ルアー釣りをお楽しみください。

ただ渓流ベイト、渓流ベイトフィネスの世界に足を踏み入れたら、スピニングの時とはまた違った楽しさを実感出来ると思います。

メリット

渓流ベイトのメリットはよく言われている事ですがアキュラシーと手返しだと思います。

スピニングよりも圧倒的なアキュラシーによって渓流を攻める事が可能になります。

スピニングタックルのデメリットについては後述しますが

バスフィッシングのトッププロ沢村さんも以下のように解説されてます。

スピニングタックルの構造上のデメリット
軽いルアーを繊細に使うフィネスアプローチにおいてまさに万能とも思われるスピニングタックルですが、 スプールへのラインの巻き方向(角度)を、 ベイルローラによって横巻きに変換すると言う構造に起因する宿命的な弱点が存在します。

その構造的な弱点とは
●キャスト毎に行なうベイルの返し&戻し操作は手返し効率の点で大きなハンデとなる。

●静かな着水や正確なキャストコントロールは決して容易ではない。
→人差し指を使ったサミングコントロールが最大の要因で、 特に超軽量ルアーでは指に掛かる断続的なライン放出コントロールはとても繊細で、 練習を重ねてきた上級者でもかなり気を使う物です。

引用元:http://www.karil.co.jp/baitfinesse/contents_1.html

初中級者の方は同じ時間スピニングとベイトで練習や釣りをした場合に、恐ろしいくらいのピン撃ちキャストの差が出てきます。

これはリールの構造上、グリップのすぐ上にあるベイトリールと少し離れて下にあるスピニングリールの差で、ロッドから離れて重さがあるスピニングリールはロッドを振る際に遠心力が働いてベイトよりもキャストがブレ易くなります。

そして、キャスト後の速度コントロール・着水コントロールのフェザーリング・サミングですが、スピニングリールのフェザーリングは離れた所のスプール付近にある放出中のラインを人差し指で触れてコントロールするのに対し、ベイトリールのサミングは手元にあるスプールもしくは浮いたラインに親指で振れるだけなので難易度が圧倒的にベイトの方が簡単です。

着水コントロールはもう圧倒的にベイトの方がスピニングよりも静かにできますね。コレはもう構造上、親指の腹でラインを触りながらサミングするのと人差し指の腹でフェザーリングをするのとの差で、スピニングで10の努力が必要だとしたらベイトなら3くらいの努力で出来るようになります。

ただ、ラインを止めるだけならスピニングのスプールエッジを人差し指で触ってラインの放出を止めるのと、ベイトリールのスプールの回転を親指で止めるのとでそんなに差はありません。

如何に飛んでいくルアーのスピードをコントロールできるか

この点については圧倒的にベイトの方が有利です。

ベイトリールの場合はスプールに軽く触れる事でスプールの回転を完全に止める事なく飛んでいくルアーのスピードを落とす事が可能です。

このサミングによって勢い良く飛んで行くルアーのスピードを落とし狙ったポイントへ静かに着水させる事が可能になります。

スピニングのフェザーリングで同様の事をやろうとするとベイトよりも遥かに難易度が上がります。

狙ったポイントに一発で距離感を併せて放り込むのとルアースピードを落としながら狙ったポイントへピンポイントに静かに着水させるのとでは後者の方が簡単に出来るようになります。

例えばですがカバーの奥にルアーを送り込みたい場合

勢い良く投げないとカバーの奥まで入らない

そんな場合は初速をつけて投げてからカバー手前でルアースピードを徐々に落としコントロールしながらカバーの奥に着水させる。

ベイトなら比較的簡単に出来るようになりますが、スピニングの場合はルアースピードの調整が難しいので一歩間違うとボサを突き抜けたり倒木にぶち当てたりしやすくなってしまいます。

更にもう一歩踏み込めば、キャスト後のラインコントロールもスピニングよりベイトの方が楽に調整可能です。

ちょっぴり高度な話になるので何を言ってるのかわからない人も出てくると思いますが、低弾道でルアーをキャストした時にサミングをする事によってラインの膨らみを抑える事が可能です。これによってスピニングよりもルアーそしてラインをより低弾道で飛ばす事が可能です。

例えば低いオーバーハングの奥にキャストしたい時

スピニングだとこのラインの膨らみを抑えるのが難しいので奥の奥まで入れるのが難しいです。ベイトならラインが膨らむのをサミングで抑えながらルアーの飛んでいくスピードさえもコントロールが可能なので奥まで入れやすくなります。

私はルアーの軌道だけじゃなく、ラインの軌道も気にしてキャストしています。

これによって枝と枝の間を通すような時にラインも枝に絡まる事なく奥まで突っ込む事が可能になります。

手返しについてはスピニングのベイルを倒すという動作が必要なくなりベイトリールのクラッチを切るだけになりますし、アンダーハンドやバックハンドでポンポンとポイントにルアーを放り込む事が可能なので手数が増えます。

 

渓流ベイトフィネスはブームだから、なんとなく格好いいからってやってるんだろ?

否ぁぁぁぁ!!!

渓流でベイトフィネスタックルはとても実用的です。

 

そしてこれが最大のメリットだと思ってるですが

渓流ベイトフィネスはキャストしてるだけでも楽しい

渓流ベイトフィネスは自己満、メディアに踊らされてるという意見もありますが、そんな事はなく上記のようにメリットだらけです。

あ・・・キャストしてるだけで楽しいのは自己満かwww

デメリット

渓流ベイトのデメリットはバックラッシュのリスクがある、これに尽きると思います。

但し、ちゃんとキャストを覚えれば致命的なバックラッシュはほとんど皆無になりますし、予備のラインを渓流へ持っていけば釣りを続ける事が出来なくなるという事態に陥らなくて済みます。

スピニングでもたまにやると思いますがキャスト時に草に引っ掛けると大バックラッシュする事があります。

また、軽量ルアーが投げづらいというデメリットもありましたが、最近のベイトフィネスリールの進化と専用ロッドによってかなりクリアされてます。

今では2グラム以下のルアーをキャストする事も可能です。

これはあくまで私見になりますが

スピニングは最初のハードルが低く誰でも簡単にキャストをする事が出来るようになりますが、ある一定レベル以上のキャストをしようとした時に逆にハードルが高くなります。

一方でベイトはバックラッシュという最初のハードルはありますが、それを乗り越えれれば後はスピニングよりも早いスピードで習得していくことが可能になるでしょう。

ロッド

私が把握している渓流ベイトフィネス ロッドは以下になります。

  • abu トラウティンマーキス
  • アングラーズリパブリック エゲリアネイティブ
  • スミス Be Sticky Trout
  • SOULS エクスプローラー
  • イトウクラフト エキスパートカスタム
  • TENRYU レイズ
  • エムアイレ トゥルーチャ ボロン
  • メジャークラフト ファインテール
  • ダイワ シルバークリーク
  • シマノ カーディフNX
  • テイルウォーク トラウティア
  • ジャクソン カワセミラプソディ
  • ツリモン 鱒レンジャー
  • ツララ クプアス48
  • Fishman Beams sierra5.2UL

結構ありますね。

最近は5フィート未満のレングスのショートロッドが流行ってる傾向があるように思います。

一番安い鱒レンジャーのベイトモデルで6,980円、イトウクラフトのエキスパートカスタムやエムアイレ トゥルーチャ ボロンとか5万円を超えるモデルもあります。

渓流ベイトってどんなもんかな、とりあえず試してみたいなという人は比較的価格が安い鱒レンジャーやファインテールもアリなんじゃないかなと思います。

スミスのBST、TENRYUのレイズ、メジャークラフトのファインテールここら辺を使ってる人が多いイメージです。

もちろんFishman Beams sierra5.2ULも負けてませんよ!

私の周りではたくさんの方に使って貰えてます。

基本的にどのメーカーの渓流ベイトフィネスロッドでも好きなものを使って頂いて構わないと思います。このサイトは渓流ベイトフィネスの楽しさを知って貰う為に書いてます。

その上でFishman Beams sierra5.2ULを使って頂けるなら幸いです。

ロッドの握り方

ベイトロッドにはトリガーと言われる指を引っ掛ける部分がリールシートの下側にあります。

このトリガーより前に指が何本あるかで握り方の名称が異なります。

1本ならワンフィンガー

2本ならツーフィンガー

3本ならスリーフィンガー

となっています。

バス釣りの場合、基本は1フィンガーで投げて、巻く時には3フィンガーとなっています。1フィンガーの方がキャスト時に手首の可動域が広く重心も持ち手よりも上(前)になってキャストがしやすい等あります。

実際にバスプロの並木さんやミラクルジム村田基さん等はワンフィンガーでのキャストを推奨しています。

フィッシングショーのシマノのセミナーで村田基さんはベイトリールは1フィンガーで投げて3フィンガーで巻くように設計されているとまで言っています。

それらを踏まえた上で渓流ベイトフィネスの場合は

ロッドの握り方はツーフィンガーもしくはスリーフィンガーを推奨します。

理由は持ち替えてる暇がないからです。

持ち替えてる暇がないならキャストもリーリングもワンフィンガーならどうなの?って思うかもしれませんが、ワンフィンガーでのリーリングはめちゃくちゃ巻きづらいです。

渓流での釣りはトゥイッチ等のロッド操作を多様するので巻きやすいツーフィンガーもしくはスリーフィンガーがおすすめです。

ちなみに私はツーフィンガーでやってます。

キャスト

渓流ベイトフィネスのキャスト性能についてはFishman Beams sierra5.2ULがずば抜けていると自負しているので、めちゃくちゃ宣伝させて頂きます

 

Beams sierra5.2UL愛が強すぎるのでご注意くださいw

渓流で軽いミノーをカバーの奥に入れるには上から落とせないのでライナーで入れるのがポイント。

基本的には多くの渓流ベイトフィネスロッドはロッド全体をしならせて軽量ルアーを胴に乗せてキャストするタイプのロッドがほとんどです。
(キャストできる機会があるロッドは全て試投してきましたが、そうじゃないロッドがあれば教えてください)

フィッシュマンのビームス シエラ5.2ULは軽いテイクバックでもティップがグニャリと曲がり、そこからの収束が凄く早くて更にピタっと止まる。

他社にはない特徴でこれがウリになっています。

Beams sierra5.2ULは軽いテイクバックでティップが曲がり素早い収束で弾丸ライナーのようなキャストが可能です。

テイクバックからの素早い収束でキャストをするのでバックラッシュがしづらいというメカニズムになっています。

力の入れ加減は

テイクバック > 前方へスイング

となっています。

テイクバックで力を入れて前方へスイングでは力を抜きます。

逆に

テイクバック < 前方へスイング

こうなるとバックラッシュしやすくなります。

これが胴にウェイトを乗せるタイプのロッドの場合、前へ振りに行かないと鋭いキャストができません。振りにいけばバックラッシュになる可能性が高くなります。

またテイクバックでロッドにパワーを溜めて、フォロースルーで力を抜きながらキャストをするので狙いを定めやすいです。

ロッドに力を込めて振りながらキャストするという、振ると狙うを同時に行うのと、テイクバックで力を込めて、フォロースルーで狙いを定めるというキャストを比べると力を貯めると狙うを同時に行うよりも分けた方がキャストコントロールが上がります。

ちなみに低空の弾丸ライナーでカバーの奥に入れるキャストが大好きでよくそれをアピールするのですが、ヤマメは低空で投げると警戒して釣れなくなると言われる事があります。

その場合はテンプラキャストをすればいいだけで、低空の弾丸ライナーキャストが出来る人はテンプラキャストは容易だけど、テンプラキャストしか出来ない人はいざオーバーハングがあって低空のキャストが出来ないと狙えないようなポイントが出てきた時に指を咥えて見てるしかなくなりますよね。

ボサ際のエグレに低空の弾丸ライナーで撃ち込み静かに着水させて出てきた秋の尺ヤマメ

イワナやブラウントラウトを狙いに行けば、ややこしくて普通の人はちょっと投げれない所に大物が潜んでる可能性が高いので、渓流ベイトフィネスでピン撃ちが出来るようになれば大物のキャッチ率は間違いなくあがります。

そして

Beams sierra5.2ULの5.2フィートがちょっと長い

そういう声もよく聞きます。

本州の源流やボサ川など川幅が極端に狭い河川だと5.2フィートじゃ使えない、5.2フィートって北海道だから使えるんだろ

そんな風に言われる事があるんですよね。

私は北海道に現在住んでいますが、めちゃくちゃ川幅の狭い川も5.2フィートのBeams sierra5.2ULで普通に行きます。

サイドハンドキャストをすると草に引っかかるような川でも、バックハンドキャストをすればロッドのレングスは全く問題にならないからです。更に狭くて横にロッドを振れないようならフリップキャストも出来るので全然困りません。

つまり、物理的にロッドのレングスを短くするよりも、キャストテクニックで余裕でカバーする事が可能です。

バックハンドキャストならロッドの長さは体の幅だけ短くなります。物理的にロッドをどれだけ短くするよりも川幅が狭い河川でキャストする事が可能です。

キャストについてはこちらにも書きました⇒渓流ベイトフィネスのキャスティング

リール

渓流ベイトフィネスが広く普及したのはリールの進化による所が非常に大きいです。

一昔前ならベイトで2グラム以下を投げるなんていうのは、カスタム好きでマニアックな人たちの領域だった感じがとても強いです。それでも渓流ベイトゲームを成立させたくてFishman代表の赤塚ケンイチ氏が開発したのがハンドメイドモデルでグラスソリッドのBeams5FtUL。そこから量産モデルの製造をする為にベイトロッド専門メーカーFishmanを立ち上げるのですが、それはまた別のお話。

渓流ベイトフィネスリールですが、元々の流れはバスフィッシングのベイトフィネスの流行です。

ダイワから発売されたT3Airは革新的でした、更に廉価版のSSAIRが発売されてメディアでも取り上げられるようになり、一気に渓流ベイトフィネスがメジャーになっていったと思います。更に廉価版の安いリールのアブガルシアのレボLT、上位モデルのレボLTZなどが登場して渓流ベイトフィネスシーンも盛り上がりを見せました。実際に各社から渓流ベイトフィネスロッドが発売されるようになったのはこの直後になります。

それ以前は渓流で軽量のルアーをキャストする為にベイトリールのカスタムが必須だった事もあってかなりマニアックな世界だでした。どのロッド、どのリールでどんなカスタマイズをすれば渓流で使う事が出来るのか? ワクワクしながら渓流ベイトを模索して楽しんだ方もたくさんいると思います。

今では箱を開けた瞬間から軽量ルアーをキャスト可能なリールが登場した事によって一気に渓流ベイトフィネスタックルの間口が広がりました。誰でもロッドとリールを買っただけで渓流ベイトフィネスを楽しめる時代が到来したわけです。逆に誰でも出来るようになって物寂しく感じる人もいるかもしれませんね。

そんな流れをくんでいた渓流ベイトフィネスリールですが・・・

2016年の春にまた革命が起きます。

FTBブレーキ搭載のベイトフィネスリール、16アルデバランBFSの登場です。

これには衝撃を受けました。

それまでにT3Air、レボLTZ(チューン済み)、カルカッタコンクエスト101HG(アベイルシャロースプール搭載)などのリールを使用していたのですが、ノーマル状態でそれらのリールのキャスト性能を凌駕していたんです。

T3Air(SSAir、アルファスAir) <<< 16アルデバランBFS

個人的な感想だとこれくらいの性能差があります。

ダイワのAIRブレーキシステムの構造上、トラウトの渓流ベイトフィネスでインダクトローターが作動したりしなかったりするので16アルデバランBFSに比べると2~3グラムの軽量ルアーのキャストが安定しません。

その為にT3AIR・SSAIR ストリームトラウト ブレーキチューンというのをSLP WORKSで受け付けているのですが、オーバーホール込みで4、500円(税抜き)で納期が3~4週間程度となっています。新品購入に依頼すれば2000円で対応して貰えます。

シマノの16アルデバランBFSが3万4000円弱くらい

ダイワのT3Airが5万弱、SSAirが3万2000円弱くらい

個人的には価格・性能を考えると16アルデバランBFSが圧勝となります。

そして今年2017年・・・

カルカッタコンクエストBFSが登場します。

もう渓流ベイトフィネスリールはシマノが独走状態になっています。
(個人的な感想で人によってはシマノリールの効果・効能は変わってきますw)

16アルデバランBFSはその外観デザインとロープロファイルリールという事から敬遠される方も多かったのですが丸型リールのカルカッタコンクエストBFSが登場した事によって、渓流にはトラウトには丸形派もFTBブレーキの恩恵を受けれる事になる事でしょう。

ただカラーがガンメタリックじゃなくてゴールドがよかったっていう声は絶対に出るでしょうね。それとカルカッタコンクエストBFSの巻取り量に不満を持つ人も出てきています。

ですがカルカッタの感度って捨てがたくて、カルカッタコンクエスト101HGにPEラインの組み合わせだと小さいイワナがかかっても首を振ったりするのが手元まで伝わってきます。

LTZで何も感じれなかった生命感がカルカッタコンクエスト101HGにしただけで感じる事が出来るようになったので感動しました。(仲間と釣りに行った際にロッドは同じで私はLTZ、仲間はカルカッタコンクエスト101HGで、ちょっと借りた時の感想です)その日は家に帰ってすぐにカルカッタコンクエスト101HGを注文しましたw

ちなみにダイワもしくはアブガルシアからシマノのアルデバラン・カルカッタコンクエストBFSを超えるリールが発売されればすぐに鞍替えする所存ですw

あ・・・渓流ベイトフィネスリールは遠心かマグネットかっていう話を書き忘れていました。

16アルデバランBFSのFTBブレーキの登場でその辺はもうFTBブレーキだろっていう感じもあるんですが、安定するのはマグネットブレーキです。遠心ブレーキはアベイルのシャロースプールを入れればかなり気持ちよく飛んでいきます。

FTBブレーキはマグネットブレーキですが可変マグネットブレーキとも呼べる画期的な構造で、16アルデバランBFSもしくはカルカッタコンクエストBFSを購入出来るならまず間違いないのでおすすめです。

その他のリールでマグネットか遠心か迷っているようなら、相性もあるので実際に遠心ブレーキとマグネットブレーキの両方でキャストをしてみて試してみるのが確実です。

どっちも試せない場合はマグネットブレーキを選択するのが無難だと思います。

リールのギヤ比

渓流ベイトフィネスリールのギヤ比ですが

ハイギヤがおすすめです。

流れに向かってアップで投げる事が多い渓流ベイトフィネスはラインの巻き取り量が多いリールの方が快適に利用する事が出来ます。

ローギアの場合は一生懸命早く巻かないと流れに負けてミノーが泳がなかったりボトムについて根掛かりしてしまう事もあると思います。

カルカッタコンクエスト50のハイギヤをシマノに熱望している人が多いのも渓流でのギヤ比はハイギヤが有利だからです。

リールのハンドルは右巻き?左巻き?

はっきり言って渓流では利き腕で投げて反対側の手でリールを巻くのがおすすめです。

バス釣りをやっていた人は右利きなら右巻き右投げが基本だろって言う人もいるんですが、軽く聞き流しちゃってOKです。

理論的にキャスト時にはハンドルが上にあった方がどうのうこうのってあるんですけど、そのデメリットよりも持ち替えないメリットの方が大きいです。

バスと渓流のトラウトは勝手が違います。

バスフィッシングならキャストしてロッドを持ち替える余裕があるのですが、渓流のトラウトはそうは行きません。

バス釣りならトップウォーターやミノー等の着水ヒットも即アワセではなく水中に引き込まれてからのフッキングなのでロッドを持ち換える余裕もありますが、トラウトでサミングしながら静かに着水させた直後にヒットしたら噛み付き系のバイトのトラウトにはアワセを入れれないなんて事もあるでしょう。

ロッドを持ち替えてる間に川底にガッツリ根掛かりしたりします。

ライン

渓流ベイトフィネスのラインですが主流なのはナイロンとPEです。渓流でフロロカーボンラインを使ってる人は少数派でしょう。

エステルラインもありますが試した事がありません。

ナイロンラインは3~6lb

PEラインは0.3号~0.8号

これくらいの太さを利用している人が多いと思います。

ラインの太さは釣れるフィールドのスレ具合や魚の大きさ、根がかかりを考慮してフックを曲げて回収出来る太さなどから判断すればいいと思いますが、ナイロンなら4~5ポンド、PEなら0.6号くらいを使用すれば問題ないと思います

私個人はPEラインが好きでずっと山豊のレジンシェラー(オレンジ)を愛用しています。

ハリがとても強いPEラインなのでバックラッシュをしても解きやすいです。

また、ベイトリールは太いラインを巻くことが可能です。スピニングでナイロンの8ポンドラインを使用したい場合にはリールの番手が大きくなりますし、ゴワゴワするのでドバっとラインがまとまって出てしまったりとトラブルになりやすいですが、ベイトリールの場合はナイロンの8ポンドラインを巻いてもトラブルは起こりません。特に北海道の方におすすめです。

私は北海道で釣れる魚が大きいので1.0号のPEラインに10ポンドのフロロカーボンリーダーを使う場合が多いです。

70センチオーバーのブラウントラウトを狙う場合には1.5号~2.5号のPEラインでリーダーが20~30ポンドを使用しています。この時のロッドは渓流ベイトフィネスというよりも渓流ベイトと言った方が相応しいFishmanのBRIST5.10LH or MXHです。

ちなみにスピニング時代にPEラインを試してみて、その圧倒的なバレやすさからすぐにPEラインを使うのを止めた経験があります。

伸びが無さすぎるのと、魚が手前に走って来た時にPEラインが一瞬でハリをなくして弛んでしまうので何回もバラしてましたw

グラスソリッドの旧ビームスULを使うようになってPEラインを再度試してみたのですが、グラソリッドで収束が早いのでPEラインが弛むのにも追従してくれて何も違和感なくPEラインが使えるようになりました。ナイロン+グラソリッドだとダル過ぎて何をやってるのかわからなくてPEにしたというのもあります。

ちなみにFishman Beams sierra5.2ULはフルカーボンなのですが、旧モデルのグラソリッドの曲がりをカーボンで再現してしまいました。収束も早いのでPEラインを使用しても弛んでバレる心配とか特にありません。

結局、渓流ベイトフィネスのラインですが、ロッドや使用者の相性があるので、まずはナイロンそして次にPEラインも試してみるのがおすすめになります。

個人的には圧倒的にPEラインがおすすめで、それはナイロンラインよりもPEラインの方が圧倒的に伸びないので魚の感触をダイレクトに感じる事が可能です。リーダーとノットを組む必要があったりするので初心者の方はナイロンから初めてみましょう。

ちなみにPEの利点として長持ちするというのもあります。

私は150メーターのPEラインを50メーター毎に使っていますが、1シーズンで2回のライン交換だけで済みます。

ナイロンラインは1ヶ月程度でけっこう劣化してしまい三ヶ月も経つと強度がかなり落ちるので注意してください。最長でも1ヶ月半、二ヶ月以上使ってるナイロンラインで大物が来たら悲しい結末を迎えてしまう可能性が高くなります。

リールの糸巻き量

渓流ベイトフィネスのリールの糸巻き量ですが30メーターというのが一つの目安になっています。

可能な限り糸巻き量が少なくスプールが軽い方が軽量ミノーが遠くへ飛びます。

糸巻き量が多くて重いスプールを回すよりも、糸巻き量が少なくて軽いスプールの方が初速を出しやすいからですね。

但し、北海道でニジマスやブラウントラウトを狙うような場合は50メーター巻きがおすすめです。60センチを超えるような大物がヒットした場合に30メーターの糸巻き量では不安があります。実際に私は20センチ前後のイワナを狙う場合は30メーターでブラウンやニジマスを狙う場合は50メーター巻いてます

リールに30メーターを巻くにはどうしたらいいのかというと、1回転の巻取り量をスペック表を見て確認して

例えば16アルデバランBFSなら最大巻上長(cm/ハンドル1回転)が80センチなので、30メーターを巻きたいなら

30メーター☓100センチで3000センチ

3000センチを80センチで割ると37.5回という計算になります。

リーダー

ナイロンラインを使っている場合はお好みでPEラインの場合はリーダーが必須になります。

私はナイロンライン使用時にもフロロカーボンのリーダーを付ける派です。

カラーラインを多用していますが、そのカラーが魚に見えるとかヒットしなくなるとかそういった理由ではなくて、ナイロンよりも根ズレに強いフロロカーボンを使いたいからというのが理由になります。

ナイロンラインとリーダーの接続方法はトリプルサージェンスノットで簡単なものを使っていますが、これで50オーバーのブラウントラウトでもリーダーの接続部が切れたりする事はありませんでした。

PEラインは必ずリーダーを組むようにしましょう。

イワナやヤマメクラスの魚を釣るなら3.5ノットがおすすめになります。

結束強度は70%と高くないですが、尺以下の魚なら特に問題ありません。

リーダーの長さですがロッドの先端からリールに巻き込まない程度で良いと思います。

50センチ以上の大物を狙う場合にはシステムスティック等を使ってFGノットを組むのがおすすめになります。

まとめ

渓流ベイトフィネスの事を書き出したらこんなに長くなってしまいました・・・(;^ω^)

まとめると

Fishman Beams sierra5.2ULと16アルデバランBFS or カルカッタコンクエストBFSを買って渓流へGO!!!!

という事になります(笑)というのは嘘でも冗談でもなく本気なんですがwww

とりあえず他社のロッドでもいいので好きなベイトフィネスリールと併せて購入して渓流へ行って見てください。

自然の中で狙ったポイントへキャストして、思い通りに魚に反応させるのはとても楽しいです。

キャストするだけで楽しいのできっと時間も忘れてしまって渓流で魚達と遊んでしまうかもしれません。

そして

もっとキャスティングが上手くなりたい

もっとピン撃ちの精度を上げたい・・・

そんな風に思ったらこのページの事を思い出してくださいね。

そして

Fishman Beams sierra5.2ULを買ってくださいw

 

ここまで書いておいて何なんですけど

まだまだFishman Beams sierra5.2ULについて書き足りない!!!!

続きはこちらを御覧ください ⇒ Beams sierra 5.2UL(ビームスシエラ)のインプレ

 

 

更新日:


  1. liujk より:

    2、3年前に、某動画サイトのコミュニティでビームスのロッドを知り、そこのコミュ主のリールに巻いてあるこのオレンジ色のラインは一体どこのだろう?と思っていました。

    ヤマトヨテグスのラインだったんですね。なるほど。自分もよくこの会社のラインを使っています。※空スプールをこの会社に送ると粗品が貰えるらしいですね。

    空スプールを回収してくれるラインメーカーは、もはやここくらいなものかと・・・。

    そういえば渓流ベイトをやられている方のサイトにもこのラインの事がチラホラ記載されていたような・・・。(まあ・・・ルアーをやりこんでる方はこれ以外のヤマトヨの釣り糸は・・・つかわないんだろうなあ・・・と思いつつも)

    ハンドメイド時代のではなく量産型?の旧ビームス5ULを所有しています。

    地元の県には渓流がないので、野池や大規模の管理釣り場でしか出番がありませんが・・・

    • 小川 義行 より:

      liujk様
      コメントありがとうございます。
      私も某動画サイトのコミュニティでビームスのロッドを知って買った口になります(笑)
      その方がレジンシェラーを薦めていて私も使ってみて良かったのでおすすめしております。
      中には合わない人もいるようですが、個人的に不満はありません。

      オールグラスソリッドの旧ビームス5ULはフルカーボンのシエラに比べて丈夫なので末永く使えますよ~

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